取り寄せ不可
日本人の母とアメリカ人の父の間に生まれた著者は、子どものときから母とともに日本各地を旅していた。父をなくし、その喪失から立ち直ることができずにいたとき、海の向こうで東日本大震災が起きた。
人はどのように死者を送り、親しい人の死を受け入れていくのか。仏教は答えをくれるのか?
被災地をはじめ、永平寺、高野山、恐山などをめぐり、盆踊り、精霊流し、お盆の行事などを訪ね歩きながら、著者は少しずつ心の折り合いをつけていく。
ふたつの祖国をもつ著者の、死をめぐる日本文化論であり、日本旅行記でもある。
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