ホムンクルス 9

小学館文庫

ホムンクルス

取り寄せ不可

出版社
小学館
著者名
山本英夫
価格
858円(本体780円+税)
発行年月
2015年12月
判型
文庫
ISBN
9784091960207

のっぺらぼう女と名越、正面から衝突!?

新宿西口のカーホームレス、名越進、34歳。
医大生の伊藤に選ばれ、トレパネーション(頭蓋骨穴開け手術)の
実験台に・・・・・・その日から、左目だけで見た一部の人間が
異様なモノ(ホムンクルス)に見えるようになってしまう。

ホムンクルスに見えた人間と正面から対峙し
彼らを生身の人間に戻したことで、そのホムンクルスを
自分の肉体の一部に引き受けてしまったり、
自分を、この世界に引きずり込んだ医大生の伊藤との対決を経て、
整形手術をする前の自分自身を追い求めだした名越だったが・・・
ある日、ホムンクルスが見えなくなってしまう。ただ一人の例外を
除いて・・・なぜか名越にからんできて、ころころと顔が変わる女!
危険なセルフトレパネーションを決行し、自らの疑念と
のっぺらぼう女の正体に迫ろうとする名越が、たどり着く場所は!?




【編集担当からのおすすめ情報】
顔がころころと変わり、名越にからんでくる
昔、ホームパーティーで知り合った女、ななみ。
名越のことを“雲”だと言ってくれた元カノの、ななこ。
ななみとななこを重ね合わせる名越。
のっぺらぼう女と真剣に対峙する9集では、「嘘」という言葉と
その概念が、幾重にも連なって進んでいきます。

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