取り寄せ不可
笑わせて、おどろかせて、楽しませる。国芳の真骨頂!
絵草紙屋の店先で気に入った絵を選ぶように、1枚の絵をB5判の1ページ大で楽しむ趣向の「めでる国芳ブック」シリーズ。
日・英解説入りで、本としても読めますが、切り離すことができる仕様となっています。江戸時代の人々が絵草紙を楽しんだように、現代の私たちが作品を雰囲気を楽しめるよう、考えてみました。気に入ったものを一枚ずつ切り取って、自由に楽しんでいただくのが、本書の正しい使い方です。
第2弾は、愛嬌たっぷりの妖怪・化物や、ユーモアに富んだ狂画・狂筆、だるまや駒・鬼瓦・化粧道具・てるてる坊主など、命なきものに命を吹き込んだ、国芳の魅力炸裂の1冊。
「恐らく多くの方が、この本に収められた作品を見ながら、まずは国芳のアイディアの豊かさに感心するだろう。ただし、個々のアイディアは必ずしも国芳のオリジナルとは限らない。(中略)こうして元ネタがあった絵一枚をとっても、改めて実感するのは、国芳の「画力」である。どのような題材であれ、アイディアであれ、いったん自らの中に吸収したものを、自らの造形世界として表し、見せてくれる国芳。その咀嚼力、表現力にうならされるばかりである。(中略)この一冊を手に、国芳の画力を心ゆくまで堪能していただきたい」。(本文より)
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