ねこのおもちゃ絵

ねこのおもちゃ絵

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出版社
小学館
著者名
長井裕子
価格
1,430円(本体1,300円+税)
発行年月
2015年11月
判型
A5
ISBN
9784093884440

にゃんとも楽しい猫づくし!

「おもちゃ絵」とは、幕末から明治中期にかけて作られた、子ども向きの浮世絵のことです。読み物や漫画、図鑑的な情報をはじめ、切ったり組み立てたりして遊ぶものや、双六、着せ替え人形などもあり、玩具として大きな位置を占めていました。
そのなかでも人気が高く、現在でもファンが多いのが猫の絵です。猫好きでも知られる奇想の浮世絵師・歌川国芳の弟子たちを中心に、数多く描かれました。宴会猫、働き猫、曲芸猫、温泉猫、勉強猫…など、擬人化された猫のオンパレード!
また、猫の姿を通して、当時の子どもの遊び、人気のあった職業、さらには流入してきた西洋文化によって変化しつつある風俗の様子が分かります。「ねこビル」「ねこライフ」「ねこストリート」「ねこレジャー」「ねこシアター」「ねこvsネズミ」といった章立てで、まるで猫の町を覗いているような、楽しさいっぱいのビジュアル本です。猫おもちゃ絵のルーツともいえる、国芳の作品も多数収録!


【編集担当からのおすすめ情報】
歌川国芳の猫好きは弟子たちにも受けつがれたようで、とくに歌川芳藤の作品は師匠に勝るとも劣らない楽しいものです。子ども向きのおもちゃ絵でも手を抜かず、アイデア・画力ともに抜群。そのていねいな仕事ぶりから、「おもちゃ芳藤」とも呼ばれました。この本で最も多いのも芳藤の作品です。

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