戦争と諜報外交

角川選書

戦争と諜報外交

取り寄せ不可

出版社
KADOKAWA
著者名
白石仁章
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2015年11月
判型
B6
ISBN
9784047035652

日本が大戦へと向かう中、自らの目で世界を見つめ、外交交渉の最前線で闘った男たちがいた――。

 ユダヤ人迫害の危機が迫る中、本国からの警告を無視して渡航許可証を発行した杉原千畝。日本が第二次大戦前へと向かう中、杉原だけでなく多くの日本人外交官が世界各地で戦争と戦っていた。  日中戦争初期、本国の訓令を待たずにラジオで平和的解決を訴えた斎藤博。国際連盟事務次長を務め、1940年の東京五輪誘致に尽力、日本の国際連盟脱退後もイタリア・フランス特命全権大使を務めた杉村陽太郎。吉田茂の援護射撃として日独伊三国同盟の締結を危惧する電報を送り続けた来栖三郎……。彼らはそのとき、一体何を見、何を行い、日本をどんな未来へ導こうとしたのか――。
 外務省外交史料館に眠る4万冊の資料を読み解き、先人の足跡をたどる。

【目次】
まえがき
第一章 日米の架け橋を夢見た大使 斎藤博
第二章 巨星 杉村陽太郎
第三章 悲劇の外交官 来栖三郎
第四章 インテリジェンスの鬼才 杉原千畝
あとがき
参考文献
年表

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