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高校数学の大きなトピックスであるベクトルは、大学の「線型代数」の基本ともなる重要なトピックスでもあります。この高校数学のベクトルを、先生と生徒の一対一の対話形式で初歩から解き進めていきます。どのような点に着眼して問題を解いたらいいか丁寧に語られているので、一つ一つの入試問題に取り組みながら、確実に理解を深め、力をつけていくことができる一冊。「数学ロングトレイル」シリーズの第2弾!
高校数学を一対一の対話形式で解き進める「数学ロングトレイル」シリーズ。
その第2弾は「ベクトル編」です。
高校数学の大きなトピックスであるベクトルは、大学の「線型代数」の基本ともなる重要なトピックスでもあります。この高校数学のベクトルを、先生と生徒の一対一の対話形式で初歩から大学入試問題レベルまで、さらには「平行六面体の体積と行列式」まで解き進めます。
数学は山登りに例えられることがあります。
山登りの際に、一歩一歩丘陵を歩き進め、気がついてみると眼下に景色が広がり、「こんなに高いところまで歩いてきたんだ」と気がつくような体験は、多くの人が経験したことがあるでしょう。この体験を、高校数学のベクトルを学ぶ上でしてもらうのが本書の狙いの一つです。本書では、数学の問題に取り組むとき、どのような点に着眼して解いたらいいか丁寧に語られているので、一つ一つの入試問題を取り組みながら、確実にベクトルの理解を深め、数学の力をつけていくことができます。いつの間にか、数学という山の麓から、「ベクトル」という山の一面を見ることができる山道を、かなり高いところまで歩き進めていることに気がつくことでしょう。
本書を読み進めると、ベクトルの向きや大きさ、ベクトルの内積、一直線上の3点を表すベクトル表記、三角形の重心とベクトルの関係、直線の方程式と円の方程式、斜交座標、平行四辺形、平行六面体といった、さまざまな景色を見ることができ、理解していくことができます。
高校数学のベクトルを徹底的に丁寧に語り尽くした一冊です。
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