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「眠れない夜のために」この一冊を!
睡眠を疎かにする人は人生に成功できない。自ら「不眠」に悩んだ著者が、人生をよりよくする「快眠」のコツを科学的に明らかにする。
有名大学での科学実験で実証されたその方法、披露いたします
はじめに さぁ、この本を手にして目覚めよう
私自身が「眠りの科学」に関心を寄せるようになったのは「夜驚症」に襲われたからだ。睡眠の質を改善することなくして豊かな人生は望めない。さぁ、レッスンを始めよう
レッスン1 睡眠は「時計じかけの世界」だった
昼間寝て深夜研究する睡眠学者には変人が多い? だが彼らのおかげで、脳と体の中で毎晩どんなことが起きているかが解明され、レム睡眠が発見され、時差ぼけ解消も可能になった
レッスン2 健康でしあわせな、豊かで賢い人になるには
長すぎる睡眠を目の敵にし電球を発明したエジソン。だが、不眠、睡眠不足は「死にいたる病」を引き起こし、ゾンビを生み出しかねない。ぐっすり眠ることがなぜ大事なのか
レッスン3 老若男女から赤ちゃんまで 熟睡のためのノウハウ
大人なら寝室では睡眠とセックス以外は厳禁。赤ん坊とは一緒のベッドでは寝ないのがお互いのためになる……。そのほか、「短時間睡眠」の真実を知り、ぐっすり眠れる秘訣を学ぶ
レッスン4 「夢遊病」と「夜驚症」と「睡眠時無呼吸症候群」と「鼾」の謎
夜中に眠ったまま裸で芝刈りをしたり、クレーンによじ登っていく夢遊病の人たち。そのほか睡眠がらみで発生する、特殊な障害とその解決法
レッスン5 睡眠学習、昼寝、居眠りは「脳細胞」を活性化するか
睡眠学習で外国語をマスターしたという人がいるが、それは科学的に証明可能なのか? 短時間の仮眠・昼寝・居眠りは記憶力をアップさせるのか? 驚くべき事実が明らかになった
レッスン6 フロイトが解読する「夢」の世界は幻だったのか
フロイト以前の古代メソポタミア・ギリシアの時代から夢は超常現象と見られていた。さて、
「夢」はビールの泡のように無意味なものか、それとも何らかの予言なのか
レッスン7 うつ病やストレス解消のための「夢のセラピー」
夜驚症に悩んだからこそ、スティーヴンソンは『ジキルとハイド』を書けた。このように、夢は個々人の自己の向上のみならず、世界を大きく変える力まであるのだ
レッスン8 楽しい夢、明晰夢を見るにはどうすればいいのか
夢を操作し、悪夢を遠ざけるにはどうすればいいのか。逆に、減量、禁煙、キャリアアップなどの自己啓発の目標達成のために明晰夢を見るための方法はあるのか
おわりに 読み終えたら、静かにおやすみなさい
私たちは「睡眠の神話」を壊し、眠りと夢について大人も子どもも知っておくべきことがらを明らかにした。このマニフェストが広く世界に知られることを願う
特別付録 ドナル
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