〈年報〉村落社会研究 第51集

災害と村落

〈年報〉村落社会研究

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出版社
農山漁村文化協会
著者名
植田今日子
価格
6,600円(本体6,000円+税)
発行年月
2015年10月
判型
A5
ISBN
9784540151408

どれほど膨大な犠牲者を数える大災害であっても、村落という小規模の社会から被災のあり方を眺めることで、むしろ多様な備えの可能性や、逆に災いを大きくしてしまうきっかけを見出すことができるかもしれない。中越地震の被災地、東日本大震災の津波被災地、および原発事故の被災地、そして大小の水害に見舞われてきた利根川の中洲に位置する集落、そして孤立しやすい環境にあって、未だ訪れない災害に備えようとする徳島県の中山間地、それぞれの場所で村落や家がどのように災害を迎えようとしていたのかを論じる。

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