大江戸恐龍伝 1

小学館文庫

大江戸恐龍伝

取り寄せ不可

出版社
小学館
著者名
夢枕獏
価格
737円(本体670円+税)
発行年月
2015年11月
判型
文庫
ISBN
9784094062298

"龍に導かれた平賀源内の時空を超えた冒険譚

物語の発端は、明和八年(1771)。平賀源内がゑれきてるを世に送り出す5年前のことである。時に源内44歳。高松藩を脱藩し自由の身となっていた源内は、大嵐のなか、肥後で巨大な龍骨化石に遭遇。その存在を暴こうと野心に燃える。
同じ頃、遠州沖で一隻の船が遭難した。船頭たちは、漂流してやっとたどりついた島で、見たこともない巨大な爬虫類に襲われてしまう――。
その後、大坂で円山応挙とともに龍の掌を見に行った源内は、それを祭る寺の法主から、その昔、龍の掌を龍宮から持ち帰ったという男の話を聴くことになる。
京で若き日の鬼平・長谷川平蔵や上田秋成にで会い、この頃から、源内は龍に導かれるように、不思議な事件に巻き込まれていくのであった。
構想から完結まで20年の超大作。全六巻の一、二を同時刊行。


【編集担当からのおすすめ情報】
総原稿4,000枚超の一大巨編。夢枕先生ご本人も、これだけ複雑に運命の糸が絡み合ってラストにつながる長編は、これからもう書けない、と仰っています。
遙か昔、秦の始皇帝の時代に謎を解くカギが隠された物語は、長崎、大坂、琉球、ニルヤカナヤ、江戸――と、繰り広げられていきます。
昭和46年にNHKで放映された、語り継がれる名作時代劇「天下御免」をご存じの方も多いと思います。まさに、あの“源内さん”が甦ったのが『大江戸恐龍伝』です! 最後は泣きます! 感動の結末をお楽しみに!!
http://bp.shogakukan.co.jp/yumemakurabaku/"

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