『韮菁集』をたどる

青磁社評論シリーズ

『韮菁集』をたどる

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出版社
青磁社(京都)
著者名
雁部貞夫
価格
2,750円(本体2,500円+税)
発行年月
2015年9月
判型
B6
ISBN
9784861983207

陸軍情報部員として中国に渡った土屋文明と加藤楸邨。 彼らの足跡を『韮靑集』と『砂漠の鶴』を丹念に読み込みながら辿った一冊。 世界の高峰を踏破してきた経験をもつ著者ならではの考察は、本編の随所で光る。 またこれまで多くの謎を秘めていた、文明ら一行を大陸で世話した人物の素顔にも迫る。 あまたの資料を渉猟し、これまで明らかにされてこなかった地「トフミン」を特定するなど、今後の文明・楸邨研究にも大いに資する一著である。

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