取り寄せ不可
サークルの先輩・蔵王に恋していた芦名は、子供の頃から時折みる不思議な夢があった。
時代は昭和初期、実の兄を愛してしまったけれど、想いを告げられないまま、
一生を終えた青年の夢だ。あの青年のようにはなりたくない。せめて自分の気持ちだけでも伝えよう。
夢を教訓とし、意を決して先輩に告白したら、なんと受け入れてもらえた!!
ところが付き合ってしばらく経った頃、先輩に夢の話をしたら――!?
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