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バラノツボミ姫は、赤ちゃんのときに、悪い妖精に呪いをかけられてしまいました。十六歳になったとき、つむぎ針で指を刺して死んでしまうというのです。小さな妖精が飛び出て、その呪いを弱めました。姫は、深い眠りにおちるだけで、百年後王子さまが目覚めさせるでしょう・・・・・・と。
なにもかもうまくいっているようだったのに、十六歳の誕生日の朝、そのおそろしい呪いは現実となってしまいました。バラノツボミ姫は深い眠りにおち、宮殿は、壁をおおいつくすノイバラによって、外の世界から守られました。百年たって、ハンサムな王子がやってきました。王子は、バラノツボミ姫を見つけて、目覚めされることができるでしょうか?
読み継がれたおとぎ話を、美しい絵が語りあげます。
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