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たまさかには、茫乎屋が綾とりとして魅まれ、紀伝体で田をぬく千鳥足になる。だからぼくは手真似で食をつくる。本で読むように疲れは餅の擬にも滲む。消入りそうな風采で骨だけを遺す一寸試だ。
(「かるたぜ」)
「「発音」と「語意」に関わる読むことの運動に軋みを与え、そのことによって「抒情」は像としての輪郭を奪われる」(稲川方人)、「詩人が、ひとりでも踊る覚悟で、己の極みとして歩行を進めることは、単純化された言葉が支える社会へのアンチテーゼの他ないだろう」(藤原安紀子)。現代詩手帖賞受賞から2年、未見の領野をひらく第1詩集。装画=若村大樹
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