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だれが日本をつくったのか?!
どんでん返しの日本古代史。通説とは150度異なる日本誕生の真相!
初期律令国家(八世紀初頭)の「記紀」編纂の総責任者藤原不比等は、
朝鮮の加羅から渡来した崇神・垂仁+倭の五王「讃・珍・済・興・武」と、
百済から渡来した兄弟王子(昆支と余紀)を秘密にした
(兄は伝応神陵、弟は伝仁徳陵の被葬者)。
その秘密をカモフラージュするため、「記紀」は分身・虚像
(実在しない天皇や皇子)・代役・伝説上の人物をたくさん創作したのだ。
例えば、卑弥呼には神功皇后、昆支=倭武に応神天皇・日本武尊・神武天皇、
継体に仁徳天皇、ワカタケル大王に雄略天皇や蘇我稲目、
大王馬子に推古天皇や聖徳太子などだ。
「記紀」編纂の主要な目的の一つは、日本古代史上の最大の
ワカタケル大王(欽明)による「辛亥(しんがい)= 531 年のクーデタ」を
なかったことにすることだった。
しかし二一世紀の今、私たちは東アジアの古代史の5 W 1 H
「だれが、いつ、どこで、なんのために、どうしたのか」を明らかにする
金石文をもっている。
七支刀(369 年)、好太王碑(414 年)、隅田八幡鏡(503 年)、
武寧王墓誌(512年)、稲荷山鉄剣(531 年)などだ。
本書は、先学の研究や歴史・考古学的資料にもとづいて検証したが、
その内容は通説(「記紀」)とは180 度異なる世界になった。
しかしこれが本当の東アジアの中の古代日本の姿なのだ。
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