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志高く映画に負けない、ドラマを作れ!
NHK大河ドラマ50年史をふたりの歴史作家が読み解く。
大河ドラマは、その時代の感性を象徴する。
テレビが「電気紙芝居」と揶揄された1963年、第一作の『花の生涯』に始まったNHK大河ドラマは、「映画に負けじ」と歌舞伎界の大スターを起用したり、当時、若手の緒形拳や役所広司を主演クラスに大抜擢し、スターへの階段を上らせる。80年代末には『独眼竜政宗』、『武田信玄』、『春日局』の三作で黄金時代を迎える。だが、90年代末以降、民放等で知られるタレントを多数主演に起用。また、2008年『篤姫』の成功以降、女優主演・女性脚本家の起用が目立つが、視聴率の低迷は続く。会津藩をテーマに長年歴史小説を描く星亮一氏と、長州藩史を中心に多数の著作のある歴史研究家・一坂太郎氏による、「大河ドラマ」に表れる日本史の深層!
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