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敗戦直後、孤独な病床に縛りつけられていた青年が、ただひたすらに本を読むことをつうじて、社会と切り結ぶ思索を続けていた…。黒田寛一が東京高校在学中から、独学の道を歩み始めるまでの8年間に記した読書日誌。
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