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戦後、マッカーサー元帥率いる連合国軍が日本を占領し、「民主化」を押し進める中、米ソ冷戦が激化し「レッド・パージ(赤狩り)」の嵐が吹き荒れる。GHQのイールズ博士は共産主義を信奉する教授を追放するのは国家安全のため当然だと全国の大学で講演する。1950年5月、東北大・北海道大の学生たちが講演を中止させる「イールズ事件」を起こした。
イールズが果たした役割をどう評価するべきなのか。米国務省史料や分析されていなかったイールズ自身の「イールズ文書」を解読しつつ、複雑なGHQ内部での葛藤などを考察し、「学問の自由」の最大の危機と見なされたレッド・パージに斬新な結論を下す。
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