その可能性はすでに考えた

講談社ノベルス

その可能性はすでに考えた

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出版社
講談社
著者名
井上真偽
価格
990円(本体900円+税)
発行年月
2015年9月
判型
新書
ISBN
9784062990554

かつて、カルト宗教団体が首を斬り落とす集団自殺を行った。唯一の生き残りの少女は、その事件の謎を解くために、青髪の探偵・上苙丞とフーリンのもとを訪れる。彼女には、ともに暮らした少年が首を斬り落とされたまま、少女を抱きかかえ運んだ、という記憶があったのだ!探偵は、奇蹟がこの世に存在することを証明するため、すべてのトリックが不成立であることを立証する!!


第16回 本格ミステリ大賞候補
ミステリが読みたい! 2016年版(早川書房)
2016本格ミステリ・ベスト10(原書房)
このミステリーがすごい!2016年版(宝島社)
週刊文春ミステリーベスト10 2015年(文藝春秋)
読者に勧める黄金の本格ミステリー(南雲堂)
キノベス!2016(紀伊國屋書店)

すべてにランクインする、その可能性はすでに考えていた!

「謎はすべて解けました。これは――奇蹟です。」

かつて、カルト宗教団体が首を斬り落とす集団自殺を行った。
その十数年後、唯一の生き残りの少女は事件の謎を解くために、
青髪の探偵・上苙丞(うえおろじょう)と相棒のフーリンのもとを訪れる。

彼女の中に眠る、不可思議な記憶。
それは、ともに暮らした少年が首を切り落とされながらも、
少女の命を守るため、彼女を抱きかかえ運んだ、というものだった――。
首なし聖人の伝説を彷彿とさせる、その奇跡の正体とは……!?

探偵は、奇蹟がこの世に存在することを証明するため、
すべてのトリックが不成立であることを立証する!!

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