取り寄せ不可
笹公人、俵万智、矢吹申彦、和田誠の4氏共著『連句日和』を刊行する運びとなりました。 そもそもは和田さん笹さんの始めた連句〝遊戯″が矢吹さん俵さんを、文字通り巻き込んで、遊びの域を超えるに至ったため、では本の形に仕上げましょうということになったのが、この『連句日和』です。 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 《俵 万智「まえがき」から》 発句五七五から始まって、七七、五七五、七七……と言葉をリレーしてゆくのが連句だ。その連句の代表的な形式が、三十六句でで来ている歌仙である。場所によって、特定の季節が決まっていたり、花の座、月の座では必ず花や月を入れなくてはならないという決まりがあったりする。最後の句を「挙句」というが、挙句の果てという言い方は、ここから来ている。 (中略) 言葉ならどんな世界でも描くことができる。宇宙へ行こうが、少年になろうが、自由自在。落語を聞いてもいいし、昭和に浸ってもいい。手渡されたバトンを、どんなふうに広げて、次の人へ渡してゆくか。連想と想像は、誰にも邪魔されない遊びだ。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。