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英米で確かな潮流になったビジネスモデル―――稼いだ分だけ、会社 とプロフィット・シェアする―――コーオウンド・ビジネスを日本ではじめて本格紹介。
終身雇用型の高福祉経営から株主価値極大化経営へ、一足飛びに転換した日本のビジネスモデルでは、会社の稼ぎはすべて、従業員や社会とは無関係の株主へ。
一方、米国では、すでに民間雇用の10%が「従業員が大株主」のコーオウンド・ビジネスだ。英国では副首相が2020年までにGDPの10%を、コーオウンド・ ビジネスで稼ぎだすようにすると宣言。政府も税制優遇し、法制度でもバックアップ。
普通のビジネスより利益も成長率も高くて、しかも社員みんながハッピー。会社の持続性も高く、またオーナー創業 者の事業承継戦略としても有効性が高い。
社員9万人の英国デパートチェーン「ジョン・ルイス」からスポーツ食品メーカー「クリフ・バー」、ゴアテックスなどの素材メーカー「ゴア」まで、成長を続ける「従業員が所有する会社」---コーオウンド・ビジネスの世界を、はじめて日本に紹介し、会社のもうけが適正に従業員、社会に還元されるビジネスモデルの日本への導入を提言する。
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