BABEL 5

IKKI COMIX

BABEL

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出版社
小学館
著者名
重松成美
価格
1,078円(本体980円+税)
発行年月
2015年8月
判型
コミック
ISBN
9784091886835

近未来ビブリア・ファンタジー、完結!!

神話の時代に存在した、この世のはじまりを写しとった一冊の「本」。『書』=トゥ・モンドと呼ばれたそれは破壊と豊穣をつかさどる強大な力を秘めており、ゆえにバラバラにされ、世界のあらゆる書物の中に隠され、散り散りとなった…
創世以来、「教団アセファル」によって守られ隠されてきた「人類最古の本」。2063年という近未来に、仮想電子図書空間=ビブリオテックにて再集合・再構築され、再び完全な形で人類の前に現れる。『書』がもたらすのは進化への福音か? 破滅へのカウントダウンか…?
ビブリオテックで働く若き技術者オレッセンは、『書』の復活に人生を捧げた父に近づこうと、ビブリオテックの深層へアタックする。そこで彼が目撃することになる、父と『書』の本当の関係、そしてその奥に潜むものとは――
一方、ビブリオテックでは「ドラッグ・ブック」と呼ばれる本がブームになっていた。著者不明の謎のベストセラーを読み解こうとユーザーの熱狂が高まる中、「ある出来事」が勃発する。それはユーロ・パリだけでなく、世界中に激震を与え…!

【月刊IKKI掲載分folio27~30プラス、完全描き下ろしのクライマックスを収録】



【編集担当からのおすすめ情報】
近未来ビブリア・ファンタジー、ついに完結。
世界が予期せぬ災難に見舞われる中、仮想空間にダイブしたオレッセンは『書』の全貌とついに対峙する。果たしてオレッセンは生きて帰ってこられるのか。 「森羅万象が響き合う書」に触れた彼は、世界に何を持ち帰ってくるのか。『BABEL』作中でかかれる近未来世界での回答は、電子化がこれからますます進 むであろう現代に生きる私たちにどう響くものなのか…。

ひとはなぜ語るか。なぜ記録するか。古代から現代、そして未来に時代が移っても、ひとが変わらずおこなっていくこれらのこと。そこにこめられた思い――。本と人とを見つめ続ける著者からのメッセージを受け取ってほしい。

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