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2013 年、オランダ・ハーグにある「平和宮」建立100 周年を記念して「世界のフィランソロピスト(指導的慈善事業家)20 人」の選定が行われた。
選ばれたのは、平和宮の寄贈者でもある実業家アンドリューカーネギーをはじめ、アルフレッド・ノーベル、ヘンリーフォード、J・D・ロックフェラーに加え、テッド・ターナー、ビル・ゲイツといった古今東西知らぬ者のない顔ぶれ。そのなかに二人の日本人がいた。ひとりは立命館大学平和ミュージアムの建設に寄与した平和運動の指導者で眼科医の中野信夫氏(故人)、そしてもうひとりが本書で焦点を当てる小松昭夫氏だ。小松氏は島根県松江市に本拠を置く小松電機産業株式会社の創業者。20 代の起業以来40 年、自治体の水情報ビジネスや応用範囲の広いシートシャッターなどを手がけ、その前年、2012 年には「新産業創造」により藍綬褒章を受賞。一方で歴史問題を正面から捉え、地元出雲から隣国の韓国・中国、そして世界に交流の輪を広げ、平和の事業家としての活動を積み重ねてきた奇才。本書では、小松氏がみずから会得し、その行動の根幹をなす究極の思考「天略」を軸に、この類稀なる事業家の姿とあゆみを浮き彫りにする。
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