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焦土に伸びた詩の根
空洞を孕んだいのちの系統樹は
逆らいようのない節理で
むなしく気負い 傾いていく
あすの午後にでも
(「かたむく樹」)
幼少年時が戦中戦後であった巡り合わせに詩想の根を這わせ、剥き出しの生死の境界に枝葉を伸ばす。ときに苦いユーモアと仄かな官能をまじえ、精妙な陰影で絡み合ううつし世を捉えた37篇。
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