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「怒るべきは怒るべし」。これは足尾鉱毒事件に一生を捧げた田中正造の七三年にわたる生涯に一貫して見られた信条である。そこには自らの良しとしないことには,あくまでも従うべきでないという不服従の倫理がありありと漲っている。彼の生涯は,我々に政治とは何か,歴史の進歩とは何か,人間の幸福とは何かを,感動的に考えさせないではおかない。国際的に環境問題が注目をあびている現在,わが国における公害問題の原点である足尾鉱毒事件とそれへの彼のとりくみは,人間と環境との共存に貴重な示唆を与えるであろう。
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