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ビスマルクは,第二次世界大戦以前の日本では「鉄と血」の意志で対外戦争を遂行し,ドイツを統一した建国の大立者であった。しかし,戦後には,「社会主義者鎮圧法」などで強権を振るった保守反動の政治家,ヒトラーにつながる軍国主義者として敬遠されるようになった。本書では,ビスマルクの実像に迫るため,彼の私生活とその生身の人間像に視線を向け,彼の政治と彼の成し遂げたドイツ統一の意味を,当時の日本との関連,また一九九〇年のドイツ再統一や「欧州連合」との関連も踏まえながら,今一度検証しようとする。
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