老子

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出版社
清水書院
著者名
高橋進(倫理学)
価格
1,100円(本体1,000円+税)
発行年月
2015年8月
判型
B40
ISBN
9784389420017

道学の始祖老子は,周末の乱世に人心と道義の腐敗を嘆き,「道」を説いた。それはむずかしい徳義ではなく,最も自然の道(理)であった。すなわち,「自然は無であり,無は不変なり。無なる自然に従わず,小手先で人間を混乱させるのが知識である。人間がうぬぼれを捨て,無欲であれば天下は自ら定まる」というものであった。

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