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西洋医学との併用で効果が注目される漢方治療。漢方治療を始めると、多くの患者さんは苦しい症状が軽くなり、体力もついて、がんの進行が止まったり、再発しなくなったりします。抗がん剤やホルモン療法の副作用である吐き気や食欲不振、ホットフラッシュも、漢方薬をうまく併用すれば楽になります。本書では、がん治療に効くメカニズムから症状別の使い方、受診の仕方まで徹底解説。療養中に自分でできる工夫なども紹介します。
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
【西洋医学との併用で効果が注目される漢方治療の最前線を徹底解説!】
日本初のがん専門病院としてスタートした、がん研有明病院に設けられた「漢方サポート外来」では、西洋医学との併用で驚くべき治療実績をあげています。漢方治療を始めると、多くの患者さんは苦しい症状が軽くなり、体力もついて、がんの進行が止まったり、再発しなくなったりします。抗がん剤やホルモン療法の副作用である吐き気や食欲不振、ホットフラッシュなども、漢方薬をうまく併用すれば楽になります。本書では、肝がんで肺転移のため余命2~3ヵ月といわれた人のがんが縮小したケースも紹介します。
《監修者まえがきより》
現在、日本のがん治療の中心は西洋医学的治療法です。外科手術、抗がん剤による化学療法、放射線療法などが標準治療とよばれ、治療の柱となっています。しかし、西洋医学にも限界があります。また、これらの攻撃的な治療にはさまざまな副作用や後遺症があり、患者さんがその苦痛に悩まされることもしばしばあります。
そこで漢方の出番です。本書では、がんの治療に漢方を併用することがいかに有用かを解説します。
誤解してはいけないのは、西洋医学の治療を拒否して、漢方治療だけでがんが治ると思うことです。西洋医学と漢方治療のいいとこどりの総力戦でなければ、がんとは闘えません。
残念なことに、がんの漢方治療は、まだまだ一般的とはいえませんが、西洋医学と組み合わせることにより大きな効果を発揮します。この本にはその目的や方法を図解しています。
《本書の内容構成》
第1章 漢方薬ががん治療に効くメカニズム
第2章 どの漢方薬をどう使うか
第3章 さまざまな症状が漢方薬でよくなる
第4章 知っておきたい受診のしかた
第5章 療養中に自分でできる工夫
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