赤を身につけるとなぜもてるのか?

赤を身につけるとなぜもてるのか?

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出版社
文藝春秋
著者名
タルマ・ローベル , 池村千秋
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2015年8月
判型
B6
ISBN
9784163903170

視覚が、触覚が、嗅覚が、あなたの思考を操っていた!

今、心理学の世界で起きている大革命、「身体化された認知」。
私たちの思考や判断は、知らず知らずのうちに何ら合理性のない、
五感からの情報に大きく左右されている――。
そんな驚きの研究結果が、この10年で続々と発表され、注目を集めている。

・女性は赤を身につけた男性を見ると、セックスしたくなる
・温かい飲み物を持つと、目の前の人を「温かい人」だと感じてしまう
・柔軟な交渉と強硬な交渉を分けていたのは、座る椅子の硬さだった
・心に重荷を感じると、本当に体も重くなる
・子どもに部屋を片付けさせるには、洗剤の匂いを嗅がせればいい

心理学の常識を覆した研究結果の数々を、第一人者みずからはじめて書籍化。

最先端の研究が明らかにした無意識の世界には、
ビジネス・恋愛・子育てのヒントが満載!

【目次】

■はじめに 五感が操る私たちの世界

■第1章 温度――アイスかホットか
あなたが下してきた重要な判断は、その場の飲み物の温かさによって左右されていた。なぜ私たちはある人を信頼し、孤独を「冷たい」と表現するのか。心理学の大革命「身体化された認知」の世界へようこそ。

■第2章 手触り――商談に勝つ椅子、負ける椅子
交渉に対して、強硬な姿勢で臨む人もいれば、柔軟な姿勢で臨む人もいる。その違いを生んでいたのは、私たちの「触覚」だった。また、子育てにおいて子どもに触らせるべきもの、触らせるべきではないものとは。

■第3章 重さ――バックパッカーが旅に魅せられる理由
就職活動の履歴書。その紙のわずかな重さが、採用担当者への印象を大きく変えてしまう。また、精神的な「重さ」も、私たちに深刻な影響を与える。重大な秘密を抱えた人は、本当に体まで重たくなってしまうのだ。

■第4章 赤 その1――赤ペンの使用を禁じた学校
さまざまな色の中でも赤は別格だ。赤色を見るだけで、あらゆるテストの成績は下がり、赤いユニフォームを着るだけで、あらゆる試合の勝率は上がる。なぜ、赤色には私たちを動かす力があるのだろうか?

■第5章 赤 その2――赤を身につけるとなぜもてるのか?
赤色と性的欲求の繋がりは、驚くほど強い。女性は赤を身につけた男性を「セクシー」だと感じ、セックスしたくなるのだ。では、女性が赤を身につけたら男性はどう感じるのか? 赤の力を味方につける方法とは。

■第6章 光――冬になるとなぜ気持ちが沈むのか?
なんだか気分が落ち込む日。その原因は「光」にあった。「明るい笑顔」が、本当に明るく見えるのはなぜなのか。薄暗い部屋は私たちの心を蝕む。人生を前向きに楽しく生きるためには、部屋の「明るさ」が必要だ。

■第7章 空間 その1――感情的な交渉と論理的な交渉
相手と

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