10歳までの子を持つ親が知っておきたいこと

こころライブラリー

10歳までの子を持つ親が知っておきたいこと

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出版社
講談社
著者名
鍋田恭孝
価格
1,430円(本体1,300円+税)
発行年月
2015年8月
判型
B6
ISBN
9784062597173

一見、何の問題もないように見える「よい子」こそ要注意! じつは、素直で親のいうことをよく聞く「よい子」ほど、心の問題を抱えがちです。しかし、10歳までに「悩みのもと」に気づくことができれば、軌道修正はさほどむずかしくないのです。10歳までの子育てで「すべきこと」ことは? そして「してはいけないこと」は? 多くの「悩めるよい子」を見てきた精神科医による「お母さんのための処方箋」。


10歳までの子育てで「すべきこと」「してはいけないこと」とは?
 ――多くの「悩めるよい子」を見てきた精神科医の「お母さんのための処方箋」

子どもの心の土台は、10歳ごろまでに固まり始めると考えられています。
そして、子どもの心に大きな影響を及ぼすのが、親とのかかわりです。
一見、何の問題もないように見える子どもであっても、
親の関係とあわせて子どものようすを振り返ってみると
「悩みのもと」が潜んでいたと思われることも少なくありません。
じつは、素直で親のいうことをよく聞く「よい子」ほど、心の問題を抱えがちです。
しかし、10歳までに「悩みのもと」に気づくことができれば、
軌道修正はさほどむずかしくないのです――。


《子どもが抱える「悩みのもと」をみつけるために、こんな「よい子」に要注意》
・好き嫌いを言わない
・自慢げにすることがない
・勉強や習い事をがんばりすぎる
・クラスの人気者で、誰からも好かれている

《「悩めるよい子」を育てるのは、お母さんのこんなかかわり方です》
・子どもの行動を何もかも指図する
・イライラをぶつけてしまう
・「あなたのため」と言って、子どもに無理をさせる
・子どもに期待しすぎる
・子どもの話への反応が薄い


★なぜ、「10歳まで」が大切?
……10歳までに生き方のベースができるからです
★なぜ、「よい子」が要注意?
……不登校、摂食障害、対人恐怖症などの心の病は10歳まで「よい子」だった子の思春期に起こりやすいのです
★なぜ、「悩めるよい子」が育ってしまう?
   ……子どもを親のペースに巻き込んでしまうからです
★10歳までの「習い事」で子どもを伸ばすには?
   ……子どもが好奇心を示すものに注目することが、才能を伸ばす基本です

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