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“ドイツは必ず負ける! それも1年から1年半後に”
枢軸同盟国の不利を日本に伝え、一日も早い終戦を説いた外交官の生涯を描いた評伝。
対ソ開戦を本国に具申しようとした大島駐独大使と対立し降格された大久保は、決死の覚悟でソ連経由で帰国。欧州情勢の真相と一日も早い終戦を説いて回り、天皇にも「御進講」の機会を得た。
そして戦況悪化による中立国外交団の軽井沢疎開にともない、外務省軽井沢事務所長を務めた。
大久保は戦後になって、欧州で見た三国同盟の実像を回想録にまとめたが、これを広く公表することを許さなかった。
戦後70周年の今年、大久保の孫にあたる著者によって、この回想録を検証した評伝が完成。
本書巻末に、大久保の回想録全文を掲載。
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