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現代最高の哲学者ジャック・デリダの晩年の問題系のひとつでもあった〈赦し〉の可能性 = 不可能性のアポリアを緻密に展開した論考。現代世界のユダヤ教・キリスト教・イスラーム教をめぐる錯綜する紛争やイデオロギーの争いのなかで、ジャンケレヴィッチの議論やハイデガーのナチズム加担の問題を軸に、赦し得ない罪をそれでも赦し得るのかという究極の問いを論じ抜く。訳者の力作解説付き。
【目次】
赦すこと――赦し得ぬものと時効にかかり得ぬもの
訳者解説 不 - 可能なることの切迫――来たるべき赦しの倫理学のために
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