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小学生の12~13人に1人、中学生にいたっては4人に1人が高い「うつ」状態にある時代。しかし子どもが自ら「自分はうつかもしれない」と気づき、それを周囲に言葉で説明することはほとんどないため、子どもにうつがあることを知らない大人も数多くいます。また、子どものうつはほおっておくと、摂食障害や社会不安・脅迫との依存、大人になってからの高い再発率、自殺願望の高まり等を引き起こす可能性があります。本書では、東京大学大学院の自身の研究室内に「子どもと若者のウツ」相談窓口を開設し、「認知行動療法」という方法で悩める多くの親子を救ってきた下山晴彦教授が、実際の相談実例を紹介しながら、子どものうつの定義、年齢・男女によって違う子どものうつ独自のサインについて、SOSにできるだけ早く気づいて、本人はもちろん家族も子どもと向き合って、時間をかけてしっかりと回復をめざしていく必要があることを解説します。
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