赤の他人だったら、どんなによかったか。

赤の他人だったら、どんなによかったか。

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出版社
講談社
著者名
吉野万理子
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2015年6月
判型
B6
ISBN
9784062195317

●朝日中高生新聞の大人気連載が待望の出版化!●「うつのみやこども賞」受賞作家の最新作●犯罪者と血がつながっていたら、どうしますか?隣町で、連続殺人事件が発生!中学2年生の風雅は、自分はその容疑者と親戚だと親から聞かされて、ひどく動揺する……。ある日、容疑者の娘が同じクラスに転校してくる。


■朝日中高生新聞の大人気連載が待望の出版化!
「うつのみやこども賞」受賞作家の最新作!

■親戚が通り魔だったら、どうしますか?

■あらすじ
ある日、隣町で危険ドラッグを吸った犯人による通り魔事件が発生!教室はその話題でもちきりに。中学2年生の風雅は、容疑者が親戚だと知って、大ショック……。クラスメイトに知られたくないと思う。なのに、新学期になったら犯人の娘・聡子が、同じクラスに転校してきてしまった!
いじめられている彼女に、してあげられることは――!?
「他人とは何か」「血のつながりとは何なのか」……
前編で風雅、後編で聡子と対照的な2人の視点から描く物語。

「いじめ」について、こういう考え方を持てば、
一歩踏み出せるんじゃないかと思って書きました(吉野万理子)

■本文より

最近、オレは思うんだ。
誰も彼も、実はつながってて、
極端な話、オレとこの国の首相も千年さかのぼれば、
遠い親戚なんじゃねーか、って。
赤の他人なんていない、つーか。──風雅

ひとことでも言葉を交わしたら、
「赤の他人」は「知り合い」に
変わるの。──聡子


■著者プロフィール
吉野万理子 よしの・まりこ
1970年生まれ。神奈川県出身。作家、脚本家。
2005年、『秋の大三角』(新潮社)で第一回新潮エンターテインメント新人賞を受賞。
その他の作品は、『Route134』(講談社)、『想い出あずかります』(新潮社)、
『海岸通りポストカードカフェ』(双葉社)など多数。
児童書の作品に、『チームふたり』(学研)などの「チーム」シリーズや
『100%ガールズ』(講談社)シリーズ、『時速47メートルの疾走』(講談社)などがある。

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