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6世紀半ば、仏教が伝来し、仏教を深く信仰する聖徳太子は、蘇我氏とともに十七条の憲法や冠位十二階の制度によって新しい国家を造りあげようとします。
その後、中大兄皇子による大化の改新、壬申の乱など血なまぐさい争いを経て、中国の制度を取り入れた律令国家ができ、日本という国号や天皇号が初めて使われるようになります。
本巻では、飛鳥時代から大仏が造立された奈良時代までを見ていきます。
【目次】
第1章 仏教伝来と聖徳太子
第2章 大化の改新
第3章 律令国家を目指して
第4章 奈良の都と大仏造立
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