取り寄せ不可
本書は、自衛隊を否定するのでもなく、かといって集団的自衛権や国防軍に走るのでもなく、あくまでも現行憲法の下で誕生した自衛隊の可能性を探ることが目的である。昨今の国際テロや中国の軍事的な活動を鑑みるに、もはや従来型の思考では対処不可能だ。また、安倍首相の進む方向にただ反対だけを唱えていても、現実味はない。変貌する安全保障環境における自衛隊の役割をあらためて考えるための入門書。(講談社現代新書)
いま世界から期待されている日本・自衛隊の役割とは――。
◆守るべきは「非戦のブランド」である◆
日本を取り巻く安全保障環境は変貌しており、
従来型の思考では対処できない事態が生まれている。
そんな中、安倍首相の進む方向にただ反対だけを唱えていても、
現実味はない。
本書は、自衛隊を否定するのでもなく、
かといって集団的自衛権や国防軍に走るのでもなく、
あくまでも現行憲法の下で誕生した自衛隊の可能性を探る。
はたして、21世紀とはどういう時代なのか。
日本防衛のあり方、国際秩序に対する日本の貢献、
そして、日米同盟における日本の立ち位置とは?
11人の元幹部自衛官・安全保障論の専門家による、
日本の国防を考えるための入門書!
◆おもな内容と執筆陣◆
第一部 「専守防衛」と「安全保障」の本質を考える
第二部 対テロ戦争で日本と自衛隊が求められる役割
第三部 集団的自衛権のリアリティ――防衛のプロが見た15の事例
柳澤協二(元内閣官房副長官補・防衛庁運用局長)
伊勢崎賢治(東京外国語大学教授)
加藤朗(桜美林大学教授)
冨澤暉(元陸上幕僚長)
植木千可子(早稲田大学大学院教授)
小原凡司(東京財団研究員)
宮坂直史(防衛大学校教授)
酒井啓子(千葉大学教授)
渡邊隆(元陸将)
林吉永(元空将補)
山本洋(元陸将)
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