取り寄せ不可
臨床の現場で度々遭遇する「クエスチョン」に対応して病態生理から解き明かしていく、臨床の正攻法のアプローチを学べる書。 腎臓病の領域は、循環器の領域と異なり、大規模な臨床試験は決して多くなく、決して“派手”ではないが、病態生理が臨床に直結していることも少なくない。本書では、その辺りを、実践の診療にどう結びつくかをはっきりさせ、端的に真理を記すことで、わかりやすくしている。 臨床現場で「知的」活動を刺激するために、とっつきやすく「楽しく読める」ものを探究しているときに、「さらっと」と目を通すのに適している。しかし、最も有効なのは実際に臨床現場で遭遇したとき。その機会こ読むと、かなり明確に、頭に深く浸み込む。 3章の「輸液」の解説が良く、これが現場の思考回路。ブドウ糖と生理食塩水。単純だからこそ、いつも基本的な思考のプロセスへと誘う。 網羅的でなくまとめ、網羅的でないところを「コラム」で補完。
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