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日本人のための未来に備える資産づくりの教科書!
シリーズ13万部超の「資産運用のロングセラー」全面改訂!
2012年秋からマーケットでは円安株高が進行していますが、実体経済が本当に回復するかはまだわかりません。消費税は2015年10月には10%となり、国民の負担増がさらに強まるのは避けられない情勢です。
そのような中で円安により、食料品など輸入物価を中心に値上げが続いています。現在、日本の個人金融資産の90%以上は円資産、その半分以上は現金や預貯金です。ところが、外貨資産を持たず預貯金だけを保有している人は、大きなリスクさらされています。
外貨資産を持たないと円安進行で資産は目減りする
問題なのは、円高ではなく円安です。円安とは円資産の価値がグローバルに見て下落し、実質的な購買力が低下していくことです。また輸入品の価格上昇によって、国内の生活コストも上昇する可能性があります。これを防ぐには、まず円以外への資産分散を考える必要があります。
インフレが進むと資産は目減りする
インフレとは貨幣の価値が下がり、相対的にモノの値段が上がっていくことです。もし物価上昇に資産増が追い付かなければ、元本はそのままでも実質的な価値は減少することになります。インフレが顕在化すれば、低金利の預貯金から株式や不動産に資産が流れ、価格が上昇してくる可能性があります。
インフレのリスクに対処するためには、現状の資産配分を変えていく必要があります。
円安でも円高でもインフレでも、「資産を守り育てられる資産運用」を
資産運用の基本は、リスクのコントロールとアセットアロケーションに基づく分散です。大切なことは、個別の資産変動を見て一喜一憂することではなく、資産分散によって保有資産全体が自分の望むレベルのボラティリティ(資産の変動率)に抑えていくことです。
本書は、はじめての人であっても、投資を始める前の心構えから基本的な投資理論、商品の知識と上手な使い方、実際にポートフォリオを組んで運用する方法、さらに周辺の応用知識などを、順序立てて無理なく学べます。相場に一喜一憂せず、どんなマーケット環境であっても、長期で続けることで成果を出していける資産運用法が学べます。
今改訂では全体を見直し、最新情報と最新事例に差し替えたほか、第5章として「実物資産編」を新設し、不動産、ワイン、金など実物資産を組み入れた資産設計とポートフォリオ例などをくわしく解説しています。
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