雪に耐えて梅花潔し

雪に耐えて梅花潔し

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出版社
天理教道友社
著者名
永尾教昭
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2015年4月
判型
B6
ISBN
9784807305902

柔道の世界化に尽力した
2人の日本人の物語

世界一の柔道大国フランス。柔道家・粟津正蔵は、その発展の功労者として仏最高勲章レジオン・ドヌールを受章した人物だ。そして中山正善は、天理教真柱としての世界的な人脈を生かし、柔道のオリンピック正式種目採用に導いた陰の功労者である。立場を超え、柔道のJUDO化に力を尽くした2人の知られざるエピソードを、当時の貴重な写真とともにつづる。


●粟津正蔵【あわづ・しょうぞう】
京都市生まれ。京都第一商業学校卒業。小学5年生から柔道を始め、京都一商時代は明治神宮大会での優勝を始め、数々の戦績を残す。
1950年、柔道指導のため渡仏。以後、およそ65年にわたり、フランス柔道界に貢献。99年、仏最高勲章レジオン・ドヌールを受章。

●中山正善【なかやま・しょうぜん】
奈良県天理市生まれ。天理教二代真柱。東京帝国大学卒業。真柱とは、教団を統べおさめる立場。大正、昭和と教団の体制づくりを牽引。スポーツにも造詣が深く、世界的な人脈を生かし、1964年の東京オリンピックにおいて、柔道の正式種目採用に尽力した。

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