取り寄せ不可
本書「はじめに」より抜粋
・絵はうまくなくても、「ラクガキ」でいい
スマートフォンで、若者に大人気のアプリに「らくがきライブ」があります。
これは、他の人とリアルタイムで、ひとつのキャンパスにお絵描きができるアプリです。
なぜ、このアプリが多くの支持を得ているかというと、手書きの文字や絵は、キーボードに打ち込んだ記号だけでは届かない、感情や思いが伝わり、相手をより身近に感じられる、深いコミュニケーションができるからではないでしょうか。
子どもは、傍から見たら、何を描いているのかわからなくても、実に楽しそうに絵を描きます。
反対に多くの大人は、「必要ないから…」、または「絵がうまくないから恥ずかしい」と、絵を描くことから遠ざかり、「自分は絵が描けない」と、思いこんでしまっています。
私たちは、ほんとうは「絵を描く楽しさ」を知っています。
そして、絵でさまざまなことを伝え、コミュニケーションできることもわかっています。
ただ、絵を描く一歩が踏み出せないでいるだけなのです。
「絵を描くのは、クリエイティブで、特別な才能がある人でなければできない」わけではありません。
また、絵は、上手に描く必要もないのです。
まわりとコミュニケーションするのが目的であれば、絵はラクガキでいいのです。
・社会で求められているのは「コミュニケーション能力」
社会で実力を発揮するためには、独りよがりではいけません。
まわりの人とうまく付き合いながら、自分の意見を伝える必要があります。
そこで役立つのがラクガキです。
プレゼンにちょっとしたイラストを添えたり、仕事をお願いするときにラクガキをプラスしたりする。
それだけで3割は、あなたの考えが、伝わりやすくなります。
また、あなたの存在をまわりに印象づけることもできます。
さらにあなた自身も、観察力や空間認識力が磨かれ、柔軟な発想ができるようになります。
絵を描いてみる。
その勇気を持つだけで、あなたの人生はどんどん広がっていきます。
本書を活用して、ぜひ、実際にそのことを体験して欲しいと思っています。
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