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イーハトーブからの風と言葉。
東日本大震災後のふるさとに立つ。
もう一度、ここから詩が始まる。
加藤治郎
〈自選短歌五首〉
新しいチョークのやうに立つてゐる分校跡地に残る白樺
逃げ水のやうに消えては浮かびくる今は更地の父母のゐた家
シルル紀の夕日に染まる海岸にあなたの耳が落ちてゐました
かもめ町放置自転車保管所に春の潮の香ゆつたりと満つ
ねむたくてねむれぬ指で打つキーの音の先には詩が待つてゐる
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