前頭葉・実行機能プログラム(Frontal/Executive Program:FEP)は、主に統合失調症の患者さんを対象とした認知機能改善療法(CRT)の1つで、オーストラリアで開発されました。本セットはその日本語版で、日本向けにアレンジもしています。セラピストと患者さんがマンツーマンで、1セッションあたり約1時間かけて、計44セッションおこないます。
紙と鉛筆を使った課題が中心ですが、手の運動や、セットに含まれるトークン(積み木)を色・形・大きさ別に分けるなど、多様な課題が含まれています。
セッションが進行するにつれ課題の難易度が高くなりますが、マニュアルの教示に従って、患者さんごとの能力・達成度に合わせた調整が可能です。
統合失調症だけでなく、発達障害、学習障害、ADHD、健忘症、認知症、物質関連障害、気分障害、衝動制御障害、脳外傷、脳卒中、脳腫瘍、てんかん、犯罪者など、認知の問題を抱えるさまざまな精神神経疾患や高次脳機能障害の方にぜひ取り組んでみていただきたいプログラムです。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。