取り寄せ不可
シュクちゃんは犬屋さんで一匹だけ売れ残った犬でした。
立派な血統書付きのキャバリア犬でしたが
生まれつき心臓病の障害を持っていました。
あの日、
犬屋さんに来たミナコさんと目が合わなかったら
シュクちゃんはたぶん
名前も無く 愛も知らずに消えた命でした。
~「はじめに」より~
一匹だけ、いつまでも売れ残っていたキャバリア犬。著者の友人、ミナコさんが来店し、シュクルと名付けられて一家に加わりました。コーヒークリームを舐めること、ミナコさんの小脇に抱えられての外出がお気に入り。一家の友人が病気になり、見送った時も一緒でした。やがてお別れの時が近づいたシュクちゃんに、一家は大切な仕事を依頼します。短いけれど愛に満ちた、犬と家族の実話物語。
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