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かつて生徒の問題行動が絶えなかった大阪の高等専修学校。
「生活指導の強化」を目的に招かれた著者は、赴任後、
非行や不登校の背景に生徒の「自信のなさ」や「発達障がい」
が潜んでいることを知る。しかし、学校はそうした生徒たちに
厳しい指導と校則といった管理教育を敷いていた。
増え続ける退学者。生徒数は減少傾向にあった。
学校立て直しを任された著者は、常態化されていた画一的指導から
十人十色の個性教育で、不登校や発達障がいのための環境を整えていく。
傾きかけた生徒数は、およそ10年で4倍にまで膨れ上がった。
今、大人たちがやらなければならない「本当の自立支援」とは何なのか。
「困っている」子どもと向き合い、その答えを探し続けた男性校長のドキュメンタリー。
【出版社からのコメント】
話が伝わらない。パニックを起こす。学校へ通えない…。
「自分は何者か?」理由もわからず、もがき苦しんでいた子どもたち。
「特別支援」とは誰のものか―。
学校立て直しを任された男性校長が見たもの―それは決して「特別じゃない」物語。
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