最新農業技術作物 vol.7

特集:白未熟粒(シラタ)を減らす

最新農業技術作物

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出版社
農山漁村文化協会
著者名
農山漁村文化協会
価格
6,600円(本体6,000円+税)
発行年月
2015年2月
判型
B5
ISBN
9784540141621

"地球温暖化によってイネの登熟期が高温・寡照となり、コメの白未熟粒の増加や充実不足による検査等級の低下が大きな問題となっている。今回は無効茎を減らす深植弱深水栽培、窒素を切らさない長期湛水栽培、2回穂肥、地力窒素を考慮した施肥、合理的な選抜育種の方法などで高温障害を防ぐ特集。そのほか、もっと上手に使いたい堆肥と稲わら、失敗しない水稲種もみの温湯消毒、地域の多様な水田環境を守る、転作ダイズの湿害回避と品質向上、コムギ品種ミナミノカオリの施肥、面積がこなせる省力システム、アジア・アフリカの稲作で収録。

【目次】
カラー口絵
本書の読みどころ ――まえがきに代えて

特集 高温障害に負けない稲作
 深植弱深水栽培による白未熟粒の抑制
 長期湛水による生育改善,背白粒・基白粒の発生抑制
 移植時期・穂肥施用法による高温障害対策と高温耐性品種(元気つくし)の栽培
 高温条件下でコメの外観品質と食味を両立する窒素施肥法
 高温障害に強い品種育成に向けた選抜手法

もっと上手に使いたい 堆肥と稲わら
 有機物連用田での窒素供給の特徴とイネの生育
 秋耕起と入水直前の有機施肥浅耕による水田雑草害の抑制
 水稲葉枯症の実態と発生メカニズム

失敗しない 水稲種もみの温湯消毒
 水稲種籾の温湯消毒法
 有機稲作における種子消毒法-温湯しん法の研究動向と実際
 種子と発芽

地域の多様な水田環境を守る
 中山間地での基盤整備の重要性と技術的課題
 景観構造に着目したシカ食害の仕組み解明
 水田転作ダイズ畑でのクモ類

転作ダイズの湿害回避と品質向上
 調湿種子と種子粉衣殺菌剤による出芽の安定化
 ダイズの播種期を決定する諸要因
 水田転換畑ダイズの晩播による高品質安定生産技術
 うね立て栽培とシグモイド型被覆尿素肥料によるちりめんじわ粒低減

コムギ品種ミナミノカオリの施肥
 ミナミノカオリの収量向上および子実タンパク質含有率制御技術
 ミナミノカオリの製パン適性に影響する要因

面積がこなせる省力システム
 アズキの機械収穫体系と加工適性
 鉄コーティング直播栽培による滋賀県草津市・木川営農組合の多収例

アジア・アフリカの稲作
 アジア・アフリカ稲作の多様性と発展"

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