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古今東西の小説から味覚に関わる描写を拾えばきりがなく、料理描写を通して主人公の心の動き、物語の時代設定や生活背景などをよみとくことができます。東京駒場にある日本近代文学館内のカフェ「BUNDAN COFFEE & BEER」は、そんな小説の中に出でくる料理を再現することで人気を博している文学カフェ。本書では既存レシピに加えて新メニューを開発して料理を再現。大正から現代にいたるまで34人の作品骨格と再現レシピを紹介し、物語のもつ世界観をリアルに体感いただき、文学への興味をより一歩深めてもらえる一冊です。物語を読みつつ、料理を食べつつ、各作家陣による食の描写を通して人生の意味を探ってゆきます。第一章/人生の味。田辺聖子、吉本ばなな、向田邦子、角田光代、林芙美子、太宰治、谷崎潤一郎、芥川龍之介、他。第二章/格別な味。沢木耕太郎、金子光晴、高見順、林真理子他、第三章/やみつきになる味。尾崎翠、江國香織、他。
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