眠れる森の美女

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出版社
講談社
著者名
藤本ひとみ , 東逸子 , シャルル・ペロー
価格
1,320円(本体1,200円+税)
発行年月
2014年12月
判型
A5
ISBN
9784062192972

開幕前、3つの謎 1 この物語を書いた人は 2 舞台となった城は 3 バレエとなった理由は  プロローグ オーロラ姫の誕生 第1幕 16歳の誕生日 第2幕第1場 美しい王子 第2幕第2場 2人の出会い 第3幕 結婚パーティ バレエを愛するすべての皆様へ


■昔々のこと。やっとのことで跡継ぎのお姫さまに恵まれたフロレスタン21世は、姫の健やかな成長を見守ってもらおうと、国中の妖精を洗礼式に招待しました。そしてお姫さまはオーロラ姫と名づけられて、お祝いに妖精たちから様々なプレゼントを贈られました。しかし式典長のミスでもっとも性質の悪い妖精カラボスが招待客のリストからもれていたのです。カラボスはめでたい祝いの場に乱入し、この無礼の仕返しをしてやる、とオーロラ姫に呪いをかけました。美しく成長した姫は糸紡ぎの針に指を刺されて死ぬというのです。しかしまだ贈り物をしていなかったリラの精がカラボスの呪いを薄め、姫は100年の眠りについた後、王子の訪れによって目を覚ますと救いの手を差し伸べました。
 さて、美しく成長し16歳の誕生日を迎えたオーロラには求婚者も現れ、城はめでたい雰囲気に包まれました。そこへ老婆に変装したカラボスが現れて姫に花束を渡しましたが、その中に針が隠されており、オーロラ姫は指を刺されて倒れてしまいました。嘆き悲しむ王や王妃の前にリラの精が現れ、王や王妃を始め、人間から動物、調度品に至るまですべてをオーロラ姫とともに眠らせてしまいました。オーロラ姫は、誰にも100年の眠りを邪魔されることなく深い眠りについたのでした。
 そして100年の時がたち……おなじみのストーリーは、意外な結末を迎えます。

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