係長・山口瞳の〈処世〉術

小学館文庫

係長・山口瞳の〈処世〉術

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出版社
小学館
著者名
小玉武
価格
715円(本体650円+税)
発行年月
2014年12月
判型
文庫
ISBN
9784094061062

サントリーの部下が描く、山口瞳の原風景

日本の高度成長が始まる昭和33年、失業中の山口瞳は、寿屋(現・サントリー)に入社し、宣伝部でコピーライター・PR誌「洋酒天国」編集担当者として多忙な日々を送ることになった。そして37年、著者が新卒社員として寿屋に入社すると、直属の上司は、「宣伝技術課係長・山口瞳」だった。サラリーマンとしてマジメに勤務しつつ、「江分利満氏の優雅な生活」で直木賞を受賞した山口瞳は、会社員として、社会人として、男として、人間として、そして作家として、どう生き、どう身を処したのか。『「洋酒天国」とその時代』で第24回織田作之助賞を受賞した著者が生き生きと描く、作家・山口瞳の原風景。

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