昭和二十年 第2巻

崩壊の兆し

草思社文庫

昭和二十年

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出版社
草思社
著者名
鳥居民
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2014年12月
判型
文庫
ISBN
9784794220974

昭和二十年から七〇年。いまなお続く敗戦の傷跡とはどのようなものだったのか。

本シリーズは、公文書から私家版の記録、個人日誌にいたる膨大な資料を縦横に駆使して、
昭和二十年の一年間の日本を、時間の推移に従って描いた壮大なノンフィクションである。
著者急逝により未完に終わった(第十四巻執筆の途中で急逝)が、すでに刊行時から、
丸谷才一氏、井上ひさし氏、立花隆氏はじめ多くの識者から高く評価されてきた。
今回、待望の文庫化によってシリーズ全巻を刊行。

三菱の名古屋の航空機工場への空襲と工場疎開、豪雪に苦しめられる東北の石炭輸送、
本土決戦への陸軍の会議、社会各層で徐々に忍びよる崩壊の兆しを描く。
(2月13日~3月19日)

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