取り寄せ不可
静謐の中で、ドラマは進む――
嫁いでいった娘からもたらされた、たった一言。
「離婚しようと思う」。
劇的な変化があるわけではない、日常の延長。
しかし、心の中が、目に映る風景が、ほんの少し
その色調を変えてゆく…。
単行本描き下ろし作品。
【編集担当からのおすすめ情報】
前作『ダニー・ボーイ』(青林工藝舎刊)より5年、
手塚治虫文化賞新生賞受賞作家が満を持して放つ意欲作です。
必要最小限のセリフ、説明を省き削ぎ落とされた描写により、
一見、「文学のような」「映画のような」と形容されそうな
本作ですが、これこそが著者の辿り着いた「マンガ表現の
ひとつの到達点」であると確信しています。
ぜひご一読ください。
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