零戦の子

零戦の子

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出版社
文藝春秋
著者名
武田頼政
価格
2,035円(本体1,850円+税)
発行年月
2014年11月
判型
B6
ISBN
9784163901732

空母への夜間離着艦を日本で最初に成功させた、大日本帝国海軍航空術の草分け的存在である亀井凱夫は、零戦のみで編成された第三航空隊(三空)司令として、太平洋戦争を迎えました。開戦当日、三空はフィリピンの米航空部隊に壊滅的な打撃を与え、凱夫は〝猛将〟として名を轟かせました。

彼が遺した膨大な戦陣日記と手紙には、エリート司令らしい確かな洞察力をもって、敗戦にいたるまでの「帝国崩壊」の真実が綴られています。

また、凱夫の実兄・亀井貫一郎は外交官を経て衆院議員になり、近衛文麿の「新党構想」で中心的役割を果たします。義弟・毛里英於菟は大蔵省・企画院の高級官僚として国家総動員法を主導しました。

大日本帝国の最期に光芒を放った三兄弟の生涯を描く著者渾身の長編です。

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